骨盤の歪み、体の歪みは

 

体は、骨格と筋肉で支えられています。骨だけで身体を動かすことは出来なく、筋肉と骨が腱でつながり、筋肉が伸縮することで身体は動きます。

 

体の歪みは、この「筋肉」や、筋肉を包み他の筋肉とを繋げている「筋膜」のバランスが崩れることで起こります。一部の「筋肉」や「筋膜」が縮んだまま伸びれなくなったり、または伸びたまま縮むことが出来なくなると、骨格が歪むので、体が歪みます。

すると、体が動かしづらくなったり、様々な痛みや不快感、また倦怠感などの障害が起こります。

 

骨盤も同様で、骨盤に付着したり、骨盤を超えて上半身と下半身とに繋がっている「筋肉」や「筋膜」のバランスが崩れることで、骨盤の歪みがおこります。

特に骨盤には、上半身と下半身の多く「筋肉」「筋膜」が関わっています。

 

骨盤の歪みを正すには、全身の「筋肉」「筋膜」の状態を確かめて、縮んで硬くなっている部分をゆるめ、伸びたまま縮めない部分を操作して可動性を高めることが必要です。

 

骨盤の骨だけを操作して歪みを正したとしても、一時的には歪みが解消しても、「筋肉」「筋膜」の問題が解決していないので、また、もとの歪んだ状態に戻ってしまいます。

 

「筋肉」「筋膜」を操作して骨盤を正した場合、完全に歪みが解消していなくても、「筋肉」や「筋膜」が、ある程度の可動性を取り戻せていれば、血液やリンパの流れが良くなり、新陳代謝が高まり、「筋肉」「筋膜」の状態は改善し可動域も広がっていきます。

その動かしやすくなった体で、動いたり、必要なストレッチを行うことで、より可動性が高まり、時間と共に骨盤は、本来の正しい状態戻ってに行きます。