お体の快適な状態を維持するために

 

不快症状の主な原因は体の歪みです。

体が歪む一般的な原因は

 

1) 筋肉や筋膜の拘縮

 

2) 1)が原因の背骨や骨盤など骨格の歪み

 

3) 筋力の低下

 

4) 悪い姿勢、正しくない動き

 

の4つです。

 

整体で対処できるのは、1) と 2) です。

 

 私の整体院ではお客様の症状、過去の病気やケガ、お仕事や日常生活の様子などを詳しく伺い、お体の状態を確認して不快症状の原因を考えます。

 

施術のあとに、必要な運動、ストレッチ、注意していただく姿勢や動きをお伝えします。

 

整体は、お客様ご自身の体に備わっている「正しいからだの状態に戻ろうとする働き」すなわち「自己治癒力」がより良く働けるようお手伝いするものです。

 

施術後のお客様の体は、施術前よりは良い状態になっていますが、完全ではありません。筋肉は長い間続いていた悪い状態が「くせ」になっています。またお客様自身にも正しくない姿勢や動作の「くせ」があります。これらの「くせ」を直さなければ、体は徐々に元の歪んだ状態に戻ってしまいます。

ですから、お客様ご自身での運動やストレッチ、姿勢や動作への注意が必要です。

 

お客様がお体への配慮を続けていただければ、施術のあとも「自己治癒力」が働き続けるので、お体は徐々により快適な状態になっていきます。

 

お客様のご協力、ご努力をお願いします。

 

 

 肥満 と 腰痛・膝痛

肥満で腰痛や膝痛のある方は、肥満が痛みの大きな原因となっている場合が多くみられます。

 

体についた余分な脂肪は、腰への負担を増大させて腰痛を引き起こします。

なかでも、お腹に脂肪が蓄積した内臓脂肪型肥満の方は、お腹の重さで腰椎が前方に引っ張られ、腰が反りぎみになるので、変形性脊椎症、腰椎変性すべり症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、などの危険性が高まります。

 

また、膝には体重の数倍の負荷がかかります。

1kg体重を減らすだけで、片膝にかかる負荷は 3~5kgも少なくなるといわれています。

 

特に、1~2年の間に体重が増加し、それと共に腰痛や膝痛が起きているいる方は、肥満が原因である可能性が考えられます。

その場合は、肥満の解消が症状の改善のカギです。

まず、3~5kg 減量していただくと症状が軽減する場合が多いです。

その後、その方の体格や筋肉量を考慮した適性な体重への減量に合わせて、痛みに関係する弱っている筋肉を鍛えたり、ストレッチを習慣化することで、より一層の改善が望めます。

 

 

お体の良い状態を維持して、より快適な体になるため、お客様の ご協力、ご努力 をお願いします。